川端さん情報

第35回 川端康成文学賞

一年間で最も完成度の高い短編小説に贈られる第35回川端康成文学賞
(川端康成記念会主催)は9日、青山七恵さん(26)の「かけら」
(「新潮」2008年11月号)に決まりました。青山さんは同賞の最年少受賞。20代での同賞受賞は初めてとのこと。おめでとうございます。

 

伊豆は詩の国であると、世の人はいう。

伊豆は日本歴史の縮図であると、或る歴史家はいう。
伊豆は南国の模型であると、そこで私はつけ加えていう。
伊豆は海山のあらゆる風景の画廊であるとまたいうことも出来る。
伊豆半島全体が一つの大きい公園である。一つの大きい遊歩道である。つまり、伊豆は半島のいたるところに自然の恵みがあり、美しさの変化がある。